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日東交通採用情報

谷庸平

高速バス運転者

2017年入社


プロフィール

谷庸平

Yohei TANI
43歳
高速バス運転者 | 2017年入社

入社からこれまでのキャリア

2017年館山日東バス入社
館山営業所 高速バス運転者

「バスの運転手は天職です。この仕事に就いて本当に良かった」

人とのコミュニケーションは楽しい

以前はサラブレッドの育成の仕事をしていました。

10代後半から20代前半まで、北海道の牧場に住み込みでサラブレッドの育成の仕事をしていました。馬の体調管理やエサやり、ブラッシング、厩舎の清掃、それと調教の仕事です。朝5時~20時頃までの勤務で休みも少なく大変でしたが、とてもやりがいのある仕事でした。ですが、調教では落馬することが多く、脳震盪や骨折を何度も経験し入院することもありました。6年近く続けましたが、体力的に限界を感じ、地元に戻り建設業に転職しました。

建設業の仕事もやりがいのある仕事だったのですが、徐々に「人と直接触れ合う仕事をしたい」と思うようになり、一念発起して普通二種免許を取得してタクシー会社に転職しました。

タクシーは車内の狭い空間で、お客様との距離も近い仕事です。目的地まで安全に運ぶことが重要ですが、お客様との会話にも意識をして、短い時間をいかに楽しく過ごしていただけるかということを心掛けました。タクシーの仕事は自分に合っていて、思っていた通り、人とのコミュニケーションはとても楽しい仕事でした。お客様に指名していただくことも多く、自分が認められている、役に立てている、転職して良かったと実感しました。

タクシーの仕事は待機時間の長い仕事です。館山駅前で待機する時間が多かったのですが、大体10分おきくらいに路線バスや高速バスが乗り入れてきます。タクシーの車内から「かっこいい、大きなバスを運転したい」と憧れを持つようになり、いつかバスの運転手になりたいと思うようになっていきました。

諦めかけた大型二種免許取得

大型二種免許の取得にはとても苦労しました。

それまで大型さえも運転したことはありません。教習を受けながら、免許を取得することは無理だと諦めかけましたが、何とか頑張って、ギリギリで取得できた感じです。もちろん取得して嬉しかったですし、すぐにバス会社へ転職したかったのですが、大型二種免許をそんな感じで取得したので、自分には力量がないと感じました。自信がなく諦めていました。

バス会社への転職には踏み切れずにいましたが、「せっかく免許を取得したのにもったいない、宝の持ち腐れだ、頑張れ」とタクシー会社の周りの仲間たちから励まされ、これは挑戦しなければいけないと、思い切ってバスの運転手になることを決意しました。

当時の館山日東バスに入社しましたが、教習が始まって1~2週間は全く上手くできませんでした。10月に入社しましたが、年内持つかなと。ですが、当時の社長からの励ましもありましたし、毎日必死に練習し、一日一日上手くなっていくことを実感できるようになり、1ヶ月程度で独り立ちできるようになりました。

現在は高速バスの運転をしています。入社して7ヶ月で高速バスの運転手を打診されましたが、最初は断ったんです。高速バスは12mと長く、運転席から見る景色は路線バスとは全然違いました。これは無理だと。どうやって断ろうかと毎日考えていました。ですが、教習所でも、初めてバスに乗った時もそうだったように、少しずつでも前に進んでいこうと前向きに考えるようにし、1ヶ月後には独り立ちできるようになっていました。

インタビュー

バスの運転手になって良かった。嬉しくて仕方ない

業務で心掛けていることは、もちろん安全運転です。

交差点では誰よりも気を付けているという自負があります、自転車、歩行者に気を使ってしっかり確認し、ゆっくり走行します。それとお客様が寝入るような運転を心掛けています。「急」の付く運転はしません。「急アクセル、急ブレーキ、急ハンドル」。お客様にいかに車内で快適に過ごしてもらえるかということを考えています。

お客様から、降車時に「安全運転ありがとう」、「良い運転でした」と声を掛けていただくことがあります。この仕事に就いて本当に良かったと思います。嬉しくて仕方ない。毎日が幸せです。休日でも仕事のことを考えて、早く次の日にならないかと思っています(笑)すぐに仕事がしたい。バスの運転手は天職です。

誰からも愛されるような運転手になりたいです。

接客も運転も。いくつまでこの仕事を続けられるか分かりませんが、60歳過ぎても高速バスの運転手をされている先輩も多くいます。幸い65歳の定年退職後も嘱託社員として仕事を継続できます。健康な限り、生涯現役で地域の役に立つこの仕事をずっと続けていきたいです。

(2025年7月8日インタビュー)

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