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日東交通採用情報

山口政明

コミュニティバス運転者

2025年入社


プロフィール

山口政明

Masaaki YAMAGUCHI
65歳
コミュニティバス運転者 | 2025年入社

入社からこれまでのキャリア

2025年入社
館山営業所 コミュニティバス運転者

「これからも社会奉仕・地域貢献の仕事を続けたい。未経験からバス運転手に転身」

教習合宿では満開の桜でモチベーションアップ

今年の4月に65歳で入社しました。65歳からのチャレンジです。

それまでは公務員として60歳で定年退職し、その後5年間は再任用として勤めました。65歳と言ってもまだまだ働けますし、体も健康です。65歳からのことを考えた時に、これまでと同様に社会に奉仕して地域に貢献できる仕事がしたい、それと昔から車を運転することが好きだったこと、バスの運転手不足が社会問題になっていて、このままでは交通インフラが廃れてしまうということを考えた時に、自然とバス運転手になることが浮かびました。親族には2人バスの運転手がいましたし、子供の頃にはよく日東交通のバスを利用して愛着がありました。それらを一つひとつ結びつけると、再就職は日東交通でバス運転手だとなった訳です。

20代の頃に仕事で大型免許を取得して、マイクロバスで職員送迎の仕事を3年間していました。ですが、その後は大型に関してはほぼペーパードライバーで、年に1回くらいマイクロを借りて身内で遠出する時に運転するくらいでした。もちろん物流などの業務経験もありません。そんな運転歴でもバスの仕事ができるのかと不安でしたが、会社の大型二種免許養成制度は65歳までOKということと、未経験でも就職できるということでしたので、思い切って応募することにしました。

合宿は長野県の駒ヶ根自動車学校です。長野県はかなり遠いので大変だなと思っていましたが、私が入校したのが4月9日で、ちょうど高遠城址公園で有名なタカトウコヒガンザクラが満開の時期で最高でした。教習所も桜が綺麗でしたし、合宿所のシングルルームはとても清潔で食事もおいしかったので、食べ過ぎて太って帰ってきたくらいです(笑)。とても良い環境で免許を取らせてもらいました。

インタビュー

挨拶でお客様とコミュニケーションを取り、快適に利用していただくことに心掛ける

現在担当している路線は、コミュニティバスやスクールバスを中心とした嘱託運転手のグループです。

普段ご利用になるお客様は高齢の方や体の悪い方、学生が多いです。今日担当している路線は鋸南町のコミュニティバスですので、休日には観光客の方やキャンプをされる方が多く利用されます。山の中や海岸沿いを走り楽しいルートなのですが、山道は狭くすれ違うことが大変なことや、舗装されていない道を通ることが多いです。ですから特に高齢者や頸椎を痛めて通院している方を乗せる時には注意を払っています。バス運転手なので安全運転は当たり前です。先輩方もそうしているように急の付く運転はしません。
それと車によってもクセが違います。サスペンションがエアサスのバスもあれば板バネのバスもありますので、1台1台運転の仕方を変えています。日々勉強です。それを乗りこなすことがまた楽しい。あとバスを綺麗にすること、洗車をしっかりするのはもちろんですが、バス車内の運賃箱、手すり、窓の内側に埃や手の跡がついていないかチェックして、利用される方が快適に過ごしていただけるように心掛けています。

それと挨拶です。「ありがとうございました」だけではなく「お気を付けて」、学生には「行ってらっしゃい」、帰りは「お帰りなさい」と一言添えています。“今の若い者は”と言われますが、高校生も全員「ありがとうございました」と言って降りてくれ、とても礼儀正しいです。お礼を言ってもらうことはとても励みになります。

スクールバスでは低学年の小学生が多く利用します。多い時には30人くらい。まだみんな小さいのでルームミラーには姿は写らず、黄色の帽子だけが写るんですが、その姿を見る度に背筋が伸びるというか、神経が更に研ぎ澄まされ、モチベーションが上がります。これも良い励みになっています。

インタビュー

これまでの仕事とは違いシフトで業務が動きますので、勤務時間は不規則です。

朝は5時過ぎに点呼の日もあれば、午後からの日もある。終わりも遅い日は21時くらいまでです。ですがこれは慣れます。業務もずっと走り放しではありません。今日の業務も水仙や桜の時期の1~3月は走行時間が多くなるようですが、1周したら1時間以上休憩が取れ、体の負担も少ないです。また、これまでの事務の仕事では提出期限がいつまでとか、いくつもの業務を同時にこなさなければいけないというものでしたが、運転の業務は一つひとつこなし、その日のうちに業務が終わり、一日で全て解決できます。精神衛生上とても良いことです。これまでの仕事がストレスになっていたんだなと感じました。

インタビュー

最低あと10年はこの仕事を続けたい

人とコミュニケーションを取ることが好きです。

バス運転手は運転の業務だけではなく、お客様とのかかわりが多いことに気づきました。お客様はこちらのことを覚えてくれるし、親切に対応すればお客様もそのように接してくれる。県南地域でバスを利用する人は交通弱者と言われる方が多いです。もしかしたらいずれバスの運行がなくなってしまう。そう考えるととてもつらいです。お客様一人ひとりを大切にし、これからも気持ち良く、快適に利用して頂けるように努めます。会社では健康診断はもちろん、インフルエンザのワクチン接種の補助や脳MRI検診にも力を入れています。健康管理をしながら、健康である限り最低でもあと10年はこの仕事を続け、これからもお客様の役に立っていきたいです。

(2025年7月29日インタビュー)

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