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日東交通採用情報

家入隆

路線バス運転者

2020年入社


プロフィール

家入隆

Takashi IEIRI

61歳

路線バス運転者 | 2020年入社

入社からこれまでのキャリア

2020年入社 富津営業所 乗合バス運転者(シニア運転手)

「地域の日常のお役に立てているという実感。
日東交通のバス運転手になって良かった」

バス運転者は地元住人の足となって、地元の人の役に立てる仕事

消防署員として42年間勤めました。
同僚にも後輩にも恵まれて、最後まで誇りを持って仕事が出来ました。

消防では、はしご車、救急車も担当しましたし、総務課に勤務したこともありました。勤務地が八千代だったので片道2時間くらい掛けて通勤していました。現場では泊りなのでまだ良いのですが、総務課の時は朝から夕方までの勤務でしたので、朝は4時ごろ起床していました。通勤だけでも相当大変でした。

消防は60歳で定年退職を迎えるのですが、まだまだ元気で働く気でいました。その後のセカンドライフとして色々考えました。そのまま再雇用で消防に残るという手もありました。元々「人に役立つ仕事をしたい」と思って選んだ仕事です。やりがいもあって充実していましたが、反面、やり切ったという思いもありました。だったら他の仕事も良いかなと考えた時に、地元住人の足となって、地元の人の役に立てるバスの仕事を思いついたんです。たまたま、友達にもバス運転手がいたので話を聞きました。その話を聞くうちにバスの運転者の仕事に興味を持ち、日東交通に入社するに至りました。

インタビュー

近隣の住民の方のお役に立ちたいという強い思いから、日東交通に入社

こちらなら土地勘もあるし、バス停も分かる。そんな理由から地元に密着した日東交通を選びました。

実は日東交通ともう1社、面接を受けていた会社がありました。ですが、もう1社は営業所までの通勤時間が掛かることが引っ掛かった点です。前に2時間くらい掛かりましたから、少しでも近い方が良いです(笑)。それとこちらの方が大きな理由ですが、日東交通のバスは私の家の前を運行しているんです。富津営業所、木更津営業所、君津営業所とどこの営業所でも通勤するのは片道20分くらいです。家の前を運行するのは富津営業所のダイヤでしたので、面接でその思いを伝え、希望通り富津営業所勤務となりました。

大型二種免許は既に保持していましたが、実際に業務としてバスに乗るのは初めてです。最初は研修車両での研修です。その後は先輩方に指導を受けながら、同乗してもらい、危険個所の確認など丁寧に的確なアドバイスを受け、1ヶ月くらいで独り立ちできるようになりました。いただいたアドバイスは今でも身になっています。今では私が指導する立場として、新入社員には同じように、具体的にアドバイスをしています。

バスははしご車とは全然違いました。私が運転していた消防隊のはしご車の方が長いですが、バスの方が大きいです。それと一番の違いは、消防車や救急車は必ず2人以上車に同乗していることです。バックの時には隊員が1人降りて、安全確認をしてくれて合図を送りながら運転する。ですが、バスは1人なのでそれがないです。それが不安でしたね。ですからバックの時は今まで以上に慎重に運転するように注意しています。それと常にお客様にとって、カーブやブレーキを「心地良く」ということにも注意しています。救急車もケガ人や病気の人を乗せているし、後ろでは隊員が処置をしている。心地良い運転というのはどちらにもつながっています。

インタビュー

お客様からの温かい言葉が励みになる

バスの運転者になって良かったと思うことは、ありきたいですけど、地域住民の方々の日常の中のお役に立てていると思う時です。

それとお客様の方から乗車時に逆に「おはよう」とか「頑張って」、降車の際にも「ありがとう」って声を掛けていただく時です。それが励みになります。消防も役に立つ仕事ですが、住民の方から直接声を掛けていただくことはあまりなかったですから。

バスの仕事は神経を使う仕事です。外にも車内にも気を配って、ダイヤ通りに円滑に運行しなければならない。運行の間の休憩はとても大事です。疲れてくるとどうしてもミラーを見る回数が減ってきます。安全管理の意識が落ちる可能性が高いです。業務中の休憩もそうですが、毎日の睡眠時間や休日の家での過ごし方も気を付けています。

私の趣味はトロンボーンとかチューバという楽器です。もうかれこれ50年近く続けています。今はコロナの影響で大勢で集まることは出来ないのですが、家で消音機を付けたり外で吹いたりしています。あまりサークルの集まりには参加できなくなってしまったのですが、年始には出初式で吹いてきました。吹奏楽の魅力は、自分だけではなく、隣の人、周りの人と音を合わせる、それで一つの曲になる。難しい曲もみんなで併せて良いサウンドになる。それが醍醐味です。

消防の仕事と同様、バスの仕事にも誇りを持っています。これからもお客様の日常のお役に立てるよう安全運転に努め、仕事と趣味を楽しんでいきたいと思っています。

インタビュー

(2022年2月17日インタビュー)

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